-
-
小さな思い出
この前ピアノを聴きに行ったんですけれど、
ピアノを習いたくて仕方なかったむかーしむかしを思い出しまして。
みんながやってるからやりたいだけならやらせないよ
という母親の正論に何一言返せず、
でも音楽というものは好きで、なまじっか音感もある私でして、
学童に置いてあったグランドピアノを独り占めして
弾きまくっていたある日のこと。
、、、一生あの子の名前は忘れないだろうな
Aちゃんがね、やってきたんですよ。
一向にピアノから退かない私のもとへ仲間を引き連れてやってきて、
ピアノ習ってないんでしょ?と。
習ってないけど何?と私。
Aちゃんはまあまあデカい声で、
手ちっちゃいからピアノは習えないんだよ、
1オクターブ届かないと無理なんだよ
刺さった一撃(その後死ぬほど喧嘩した)(それは勝った)
私ね身長と態度は大きいけど手と目は小さいんですね。
今でもオクターブは届かないだろうなあ
と、ショパンを聴きながら幼き日と変わらぬ手を思いました。
ほほ。手比べでもどうでしょう。お手合わせしません?
本日もこのように元気です。お待ちしておりますね♪
桐島みちか
-